ものもらいとは、麦粒腫(ばくりゅうしゅ)と霰粒腫(さんりゅうしゅ)等を言います。
ものもらいには「めばちこ」「めいぼ」など様々な呼び方があります。
いずれもまぶたの腫れや腫瘤で、まぶたの一部分が腫れます。
炎症を伴うと違和感や痛みを伴います。
麦粒腫とはまぶたにあるマイボーム腺やまつ毛の根もとの脂腺の急性化膿性炎症です。
簡単に言うとまぶたに細菌が感染した状態です。
腫れと同時に痛みや違和感が出ます。
睫毛の根元にある汗腺や脂腺が感染した場合を外麦粒腫、瞼板腺(マイボーム腺)に生じた場合を内麦粒腫と呼びます。
抗生物質の点眼や内服を行います。
化膿が進んだ場合は切開して膿を出すこともあります。
保険適応になります。(麦粒腫切開術410点)
別途、診察・検査代がかかります。
霰粒腫とは、まぶたの脂肪の分泌腺であるマイボーム腺のつまりによって起こる慢性的にできる腫瘤です。
簡単に言うと脂が出る腺が詰まってしこりが出来た状態です。
炎症を伴わない場合痛みはありません。
急性炎症を伴うと麦粒腫と似たような様な症状、外見になります。
初期では目薬を使ったり外来で穿刺だけですむ場合もありますが、しこりが残るケースもあります。
大きくなった場合、長期化した場合は手術による切開や注射などが必要です。
保険適応になります。(霰粒腫摘出術580点または瞼板切除術(巨大霰粒腫摘出術)1,580点)
*別途、診察・検査代がかかります。
大きくなっている場合手術室にて施行します。
局所麻酔による日帰り手術で手術時間は片眼10~20分程度です。
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