院長メッセージ・インタビュー

人と接することが大好きなので、小児科か内科がいいのか、技術を駆使して治療する外科医を目指すべきか、医学部へ進んだ時にずいぶん悩みました。

そんな時、眼科の手術を見学する機会があったんです。

一切無駄のない繊細で惚れ惚れとするような、美しく芸術的な手術でした。

もともと私は「凝り性」なところがあり、一つのことを追い求めることに生きがいを感じていましたし、「ブラックジャック」のような唯一無二の技術を持つ医師に憧れを抱いていたこともあって、「眼科医になろう」と決意しました。

医師として駆け出しの頃に「患者様の喜びを我が喜びにせよ」と、恩師から言われた言葉も大切にしています。

白内障を筆頭に、目の病気は最終的に手術によって改善を図るものが少なくありません。目の手術は、非常に繊細で精密な作業が要求されるものです。

人が得る情報の80％は目を通じて脳から入ってくるもので、明るい視界を取り戻せるかどうか、手術の結果は患者様の今後の生活を左右しかねません。

当院が特に注力している白内障手術は、今では多くの眼科が日帰り手術を行い、手術時間も基本的には15分程度で済んでしまうものです。

それだけに、医師の技術や経験がダイレクトに反映されます。

そこが白内障手術の怖いところでもあり、やりがいを感じる部分でもあります。

患者様が手術後に求めておられる見え方に、できるだけ近づくことができるよう、診察・検査・眼内レンズ選び・手術・手術後に至るまで、最適な選択肢を提供することが私の務めですし、こだわっている部分です。

また、ただ病気を治すだけでなく、心から患者様に満足してもらえるかどうかが大事だと考えています。

当院は2005年の開院以来、地域密着であるとともに大病院に負けない最先端でレベルの高い眼科治療を提供できるよう、スタッフ一同研鑽に努めています。

手術後に「空が青く見えるようになった」「いろんなところを回ったけど、ここに来て本当によかった」と患者様に言っていただけると、私たちも心の底から嬉しいです。

たくさん眼科がある中で、私の医師としての技術やスタッフたちを含めた人となりを信頼して、受診に来て下さったわけですから、医師冥利につきますし、この道を選んでよかったと思います。

今後も患者様の明るい視界と、かけがえのない人生に微力ながら貢献していけるよう、さらに治療技術を追及していく所存です。

お困りのことがございましたら、ご相談ください。