緑内障早期発見に役立つ
ストレスフリーな視野計「imo(アイモ)」

自動視野計「アイモ(imo)」の写真

緑内障は徐々に視野が欠けていく目の病気で、失った視野は取り戻すことができないことと、進行すると失明に至ることが大きな特徴です。

40歳を過ぎると20人に1人の割合で発症すると言われており、自覚症状を感じる頃にはかなり進んでいることが多く、早期発見・早期治療が何よりも大切です。

緑内障かどうかを判断するには“視野”“眼圧”“眼底”という3つの検査が大切です。

当院では最新式のハンフリーフィールドアナライザー(自動視野計)を導入しておりますが、これに加えより簡単に緑内障早期発見に役立つ最新の視野計「imo(アイモ)」を導入いたしました。

「アイモ」の特徴

自動視野計「アイモ(imo)」の使用風景の写真

1.両目を同時測定することができる

緑内障の視野検査というと、片目ずつの測定というイメージがあるかと思います。

検査をしない目の方にアイパッチを貼って行っていたため、お化粧の乱れが気になったりお肌が敏感な方など検査を受けづらいというご意見がありました。

「アイモ」は一度に両目同時の検査が可能なため、アイパッチを貼る必要がありませんから、お化粧の乱れや肌荒れを気にすることなく安心して視野検査を受けていただけます。

また、両目同時に行いますので検査時間も短縮され、患者様の体にかかる負担も軽減されます。

2.暗室が苦手な方や、車椅子の方でも簡単に受けることができる

暗い場所でつらい姿勢で時間がかかる…緑内障の視野検査というとこういったイメージをお持ちの方も多いかと思います。

「アイモ」は写真のようにヘッドマウント型の機器で行うため、従来のように暗室で行う必要はなくなりました。

暗く狭い場所が苦手な患者様、車椅子など移動が難しい患者様の場合でも気軽に視野検査を受けることができ、検査時のストレスが軽減されます。

「アイモ」により、精度が高く確実な緑内障の診断ができます

当院で導入している「アイモ」は、コントラスト感度検査の機能も搭載されている最新式です。

眼圧さえ安定していれば大丈夫、というイメージを緑内障に持たれている方もいらっしゃいますが、眼圧が安定していても緑内障を患わないかといえばそうではありません。

緑内障は何らかの原因によって目の神経がダメージを受けてしまい、その影響によって視野が欠けてしまう病気で、基本的には「目の神経に関わる病気」と言えます。

当院では「アイモ」のほか、3次元眼底像撮影装置DRI OCT Tritonなどを必要に応じて用いることで、患者様の目の状態や視神経を詳しく分析することで、より精度が高く確実な緑内障の診断に努めています。

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