ICL手術の特徴・流れ

ICL手術の特徴

ICL眼内コンタクトのレンズ位置

ICL手術の特徴は、インジェクターという機器を用いることでレンズを小さく折りたたんだ状態で眼内への挿入を行うことができるため、約3ミリという非常に小さな切開で済みます。

そのため、目と体に優しい手術と言えます。

点眼麻酔という目薬を用いて麻酔を行うので、個人差はありますが痛みをほとんど感じることなく手術を受けることができます。

また、通常片目で10~15分、両目を合わせても20~30分程度と短い手術時間で終了することができ、回復も早いため、日帰りで行うことができるのです。

傷口も小さいので通常は縫合する必要がなく、自然治癒しますのでご安心ください。

ICL手術の流れ

ICL手術の流れの説明図

  1. 片眼に痛み止めの麻酔をします。
  2. 角膜に3mmの切開をし、粘弾性物質を前房内に充填。
    ICL(眼内コンタクトレンズ)を虹彩下にインプラントし、レンズを固定します。
    そのあとI/Aにと前房内を洗浄し、最後に傷口がふさがっているかを確認します。
    (通常10~15分程度)
  3. もう片眼に十分麻酔をしてから、同じ手順にて手術を行います。
  4. 院内でしばらく休憩していただいた後、術後検査・術後診察を診察室で行い、問題無ければそのまま帰宅していただきます。手術後は自宅でなるべく安静にお願いいたします。

ICL手術の術前・術後について

手術前日まではコンタクトレンズの装用はなるべく避けて、できる限り眼鏡の装用をお勧めしています。

特に手術当日はコンタクトレンズを装用せずに必ず眼鏡でお越しください。

また、手術当日はリラックスして手術を受けやすい服装でご来院いただくようよろしくお願いいたします。

ICL手術前には術前検査を十分に行いますが、場合によっては近視・乱視度数が目に合いにくいケースが生じることもあります。

その場合、追加対応としてレーシックでの度数調整対応となり、別途費用か発生する場合がありますのでご了承ください。

ICLの手術を行う手術室

手術後はしばらく院内でリラックスしていただき、検査・診察をして問題がなければそのまま裸眼でお帰りいただくことができます(保護メガネは術後感染を防ぐうえで大切ですので着用してください)。

裸眼で帰ることができることに驚かれる患者様も少なくありません。

術後は薬の服用や点眼などを含め、医師の指示に従い定期的な検査を受けてください。

患者様のライフスタイルやお住いの地域などを考慮し、適切な期間を設けるように努めております。

ICL屈折矯正後も、強度近視に伴う網膜状態は不変ですので、飛蚊症などや網膜眼底について眼科専門医で定期的検診し、チェックするようにしてください。

また、術後の炎症やレンズが合わない場合、網膜剥離、白内障、眼圧上昇、緑内障などの眼病出現時は当院または他院にてICLを抜去の上、眼疾患治療が必要となります。

ICLを抜去する手術は無料ですが、状態に応じた眼科の治療には費用がかかりますのでご了承ください。

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