近方から遠方まで連続的にピントが合う
多焦点眼内レンズ「テクニスシナジー(TECNIS Synergy)」

「テクニスシナジー(TECNIS Synergy)」は、アメリカのジョンソン・エンド・ジョンソン社が開発した最新のハイブリッド型多焦点眼内レンズです。

すでに欧米では良好な結果が出ているレンズで、日本では2021年4月から普及が開始されています。

TECNIS Synergy(テクニスシナジー)のイメージ図

テクニスシナジーの特徴

1.近方から遠方まで連続的にピントが合うこと

テクニスシナジーの最大の特徴は、「手元の見え方を重視」した2焦点眼内レンズの構造と、「中間から遠方の自然な見え方を重視」した焦点拡張型(EDOF)レンズのメリットを組み合わせている点です。

これによって、遠方から中間距離を連続的に見ることが可能になっただけでなく、コントラストを良好に保ったまま近方も見えやすくなりました。

いわば2焦点眼内レンズでありながら、3焦点の性質を持っているのがテクニスシナジーの大きなメリットです。

連続焦点型眼内レンズで焦点が合う距離の図

2.乱視矯正にも対応可能なこと

乱視にお悩みの患者様の場合、白内障手術の際に乱視矯正眼内レンズを用いることで、見え方の質を上げる可能性があります。

テクニスシナジーは乱視矯正タイプの眼内レンズも製造しており、対応可能なことも特徴の一つです。

当院では目の見え方についてさまざまな角度からシミュレーションと解析を行う検査器「ウェーブフロントアナライザーKR-1W」を用いて、正確な乱視度数の計算を行っています。

※乱視矯正レンズが適応もしくは必要かどうかについては主治医の判断になります。

乱視に関して心配なことがあれば、主治医およびスタッフにご相談ください。

テクニスシナジーの手術費用について

「テクニスシナジー」は選定療養の対象になる多焦点眼内レンズです。

眼内レンズにはさまざまなタイプがあり、これが魔法のレンズで絶対的な方法というわけではありません。

当院は患者様のライフスタイルや希望される見え方、最新機器を用いた精密な検査結果などを総合的に判断し、ご納得いただいた上で白内障手術時にどの眼内レンズを使用するかを決定しております。

わからないことや不安なことがございましたら、遠慮なくご相談ください。

  • 乱視なしの場合

    片眼レンズ代

    290,000 (税込319,000円)
    ※健康保険一部負担金が必要です。
  • 乱視ありの場合

    片眼レンズ代

    335,000 (税込368,500円)
    ※健康保険一部負担金が必要です。

白内障手術無料説明会
(白内障多焦点・単焦点眼内レンズ無料説明会)

当院では、白内障手術だけでなく多焦点眼内レンズについても、無料説明会を開催しています。

眼内レンズの種類や乱視用の有無など、専門スタッフがわかりやすくご説明させていただきます。

質疑応答の時間も確保しておりますので、少しでも不安なことや疑問点がございましたら遠慮なくご相談ください。

白内障手術無料説明会のご案内はコチラ

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