目から得た情報は、脳で処理することで初めて認識される
医学の進歩によって、高齢者の視力低下と認知機能低下との関連性が明らかになってきています。
私の母校である奈良県立医科大学でも、調査や臨床研究に取り組んでいたようで、視力の悪さと認知機能の衰えが比例していることの研究は、今後ますます進んでいくことで...
白内障手術後は感染症予防が何よりも大切
眼科だけでなく、どの診療科にも共通することですが、手術後に大切なのは感染症を予防することです。
白内障手術はほとんどの場合、日帰りの短時間手術ですが、手術が終わりご自宅に帰られてからの過ごし方、術後しばらくの間の過ごし方が大事です。
そのいくつかのポイントにつ...
肌だけでなく目の紫外線対策も必要
暑中お見舞い申し上げます。
日傘や日焼け止めクリームなど肌への紫外線対策が欠かせない季節ですが、目への紫外線対策も年々重要になっています。
なぜなら、肌と同じように目も紫外線が入ると、体内の活性酸素が増えることでダメージを受けているからです。
ダメージが蓄積されると...
先日、医療情報サイト「Medical Doc(メディカルドック)」に、白内障に関するコラムを掲載させていただきました。「白内障は進行度合いによって手術リスクが変わるの?」と「あなたの白内障はどのタイプ? 知らずに抱えているかもしれない「レンズの濁り」には、これだけの原因があった」の2本です。ぜひご一...
当院は、「白内障」「ICL」「網膜硝子体」の3つの日帰り手術に注力しています。
なかでも、小さなレンズを目の中に移植して近視や乱視を矯正し、裸眼視力を回復させる視力矯正手術「ICL」は、年間100件を超える手術実績があります。
よくある質問の一つである「将来の白内障手術」について、少しまとめておきま...
目の病気は運転能力と密接に関わっている
眼疾患の多くは自覚症状、または初期症状がないため、痛みを伴わずに進行しがちという特徴があります。
そのため、40歳以降になれば定期的に検査を受けることで、白内障や緑内障、糖尿病網膜症や網膜剥離など、見え方に影響を及ぼす眼疾患の早期発見・早期治療に努めることが大...
最近、健康診断や人間ドックで黄斑疾患の疑いを指摘され、目の状態を調べておきたいと来院される方が増えています。特に、黄斑上膜の精密検査を希望される方は、40代から50代の働き盛りの方が多いのが特徴です。 すでにご存じのことと思いますが、網膜の中心にある黄斑は、「もの」を見るために最も敏感な部分のことで...
不同視の基本知識
当院では毎年約500件の白内障手術を行っていますが、白内障前後で問題になるのが不同視です。
不同視とはいわゆる「ガチャ目」と呼ばれているもので、右目と左目の屈折が違う状態、近視や遠視の度数の差が大きいことを指しています。
不同視は、大人になってからだとあまりはっきりした自覚症状はあ...
若い世代の白内障の患者様が増えている
白内障は高齢になってからの病気というイメージが強いですが、最近はそれより若い世代の患者様も増えています。
いわゆる若年性白内障と呼ばれるものですが、一口に若年性白内障といっても、さまざまなタイプがあります。
例えば、アトピー性皮膚炎は若年性白内障で最も多い原因疾...
白内障手術は日帰りで行うことができ、比較的短時間で終わるものですが、手術後の目は極めてデリケートな状態にあります。
したがって、どのように過ごすべきか、前もってリサーチしておくことが大切ですし、当院では診察時や白内障無料説明会を始め、その都度わかりやすく丁寧な説明ができるように努めています。
無料で...
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