緑内障の基礎知識
日本における成人中途失明原因の第1位と言われる緑内障は、眼圧によって視神経が障害を受けることで、視野が欠けたり視力が落ちたりする病気です。
気づかないうちに病状が進行していることが多く、失われた視野を取り戻すことは日々進化する現在の医学でも不可能なため、定期検査によって早期発見・早...
最近、見え方に関する不安などから、目の状態を一度調べておきたいと来院される方が増えています。
検査の結果、白内障を患っているケースも少なくありません。
なかには、緑内障や網膜疾患など他の疾患が進行している方も見受けられ、スタッフ一同、丁寧な説明と的確な診断で、眼病の早期発見・早期治療ができるように努...
白内障と診断され、手術が必要になった時、白く濁った水晶体の代わりとなる眼内レンズを選ぶことは、すでにご存じのことと思います。
その際に、大きく分けて単焦点眼内レンズか多焦点眼内レンズ、どちらかをお選びいただきますが、当院でも、患者様から「どちらがいいでしょうか」と相談を受ける機会は、以前より増えてい...
40代以降に注意したい目の病気「黄斑上膜」
黄斑上膜(黄斑前膜・網膜前膜)は、網膜の中心にあって視細胞が集中している黄斑にセロファン状の膜が張ることで黄斑が変形してしまい、線が歪んで見えたりあるいは大きく見えたりする症状が現れる病気です。
黄斑上膜になる原因ですが、早い人は40代から、ほとんどの人は...
4月も下旬になり、ずいぶん暖かくなってきました。
日傘や日焼け止めクリームなど肌への紫外線対策が欠かせなくなるのも近いですが、目への紫外線対策も大切です。
なぜなら、肌と同じように目も紫外線が入ると、ダメージを受けているからです。
ダメージが蓄積されるとさまざまな眼病のもととなることもあるので、少し...
乱視矯正(トーリック)タイプの眼内レンズを選ばれる方が増えています
4月に入り、暖かい日が続き、春らしくなってきましたね。
昨日は手術日で、白内障手術が中心だったのですが、大きな特徴がありました。
多焦点眼内レンズを用いた白内障手術10件すべてが、乱視矯正(トーリック)タイプだったのです。
たまたま...
2月の手術件数のご報告
兵庫県西宮市の和田眼科です。当院における2月の手術件数は、次の通りです。
<手術総件数 78件(硝子体注射を除く)>
・白内障手術 55件
(眼内レンズの内訳)単焦点 23件 多焦点 32件
(多焦点眼内レンズの内訳・乱視用を含む)
「5焦点」インテン...
花粉症の季節になり、目のかゆみを訴えて来院される患者様が増えています。
花粉症と目の関係についてご質問をいただくこともありますので、この機会に少しまとめておこうと思います。
目にとって花粉症はアレルギー性結膜炎の一種
花粉症というと、鼻水やくしゃみが止まらないことから、まずは耳鼻咽喉科の病気とお考え...
白内障と緑内障、それぞれの特徴
白内障とは、目の中にある水晶体という部分が白く濁ってくる病気のことです。
加齢によるものが最も多く、個人差はありますが早ければ40代から発症し、80歳を超えるとほとんどの人が罹患します。
進行すると、目のかすみやものが二重に見えるなど見え方に変化が生じ、特に夜間に強い...
黄斑上膜は、網膜に関する病気の中で最も多い病気の一つ
黄斑とは、「もの」を見るために大切な網膜の中心にある部分のことです。
この黄斑の上に、セロファン状の膜が形成される病気が、黄斑上膜です。
黄斑上膜のほかに黄斑前膜、網膜前膜、網膜上膜と呼ばれ、名称が異なることから違う病気と勘違いされがちですが、こ...
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