タイトルを見て「緑内障なのに白内障手術?」とお感じになられた方も多いことでしょう。
当院でも「え、そんな方法があったの?」と驚かれることもしばしばあります。
緑内障にはさまざまなタイプがありますが、その中の一つに閉塞隅角緑内障があります。
房水の出口が狭くなることで眼圧が上がってしまうタイプですが、...
近視矯正にはさまざまな方法がありますが、「オルソケラトロジー」という治療法を最近耳にする機会も多いかと思います。
簡単に言えば、1~2カ月程度の間、夜寝る際に特殊な形をしたコンタクトレンズを装用して、寝ている間に角膜の形状を平坦化させることで一時的に近視矯正を行い、視力を回復させる方法です。
通常、...
「目の前に突然、ゴミのようなものが浮かんで見えるようになった」と症状を訴えて来院される患者様が増えております。このような症状は飛蚊症(ひぶんしょう)と呼ばれるものです。加齢による生理的な飛蚊症は気にしなくていい場合もありますが、何らかの眼病の兆候として表れることもありますので注意が必要です。
飛蚊症...
新型コロナウイルスの影響が続く中、お子さまが家の中で過ごす時間が長くなり、テレビやスマートフォン、あるいはパソコンやゲームを見続けて目に影響が出ないか心配のご家族の方も多いかと思います。そこで今日は、お子さまの大切な目を守るために家で気を付けていただきたいチェックポイントをお話しさせていただきます。...
最近、ICL(アイシーエル)に関するお問い合わせが多くなってきました。
先月に続けて今月も10件以上の手術申し込みをいただくなど、この一年の間に当院のICL手術実績は飛躍的に伸び、スタッフ一同より技術を磨いていかなければと心新たにする日々です。
ICLの適応可能な条件について
説明会などでよくお問い...
最近診療を行っていて増加傾向にあると思われる眼病の一つが、網膜とその中心部である黄斑部に関するものです。代表的なものでいえば黄斑上膜、糖尿病性網膜症、加齢黄斑変性症があり、また、黄斑部を引っ張ってしまう黄斑牽引症候群も目立つようになりました。
これらはいずれも早期発見・早期治療が大切な病気です。何と...
眼瞼下垂の基礎知識
眼瞼下垂とは、読んで字のごとく「眼瞼」が下垂してしまうことで、わかりやすくいえば上まぶたが垂れ下がってきた状態のことです。
上まぶたが垂れ下がってくることで、きちんと目を開けているつもりでも十分ではなく、視界が狭くなったり、ものが見えづらくなったりします。
この眼瞼下垂という病気...
白内障は60代以降に起こる目の病気というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、最近はそれより若い世代の患者様も増えています。いわゆる若年性白内障と呼ばれるものですが、その原因についてはさまざまなものがあります。
例えば、アトピー性皮膚炎は若年性白内障で最も多い原因疾患です。アトピー性皮膚炎を起因と...
診療をしていると目の疲れを訴えられる患者様は多く、特に40代以上になると目のかすみに関するお悩みが増えてきます。
目の疲れは一晩寝て改善されるようであれば単なる疲れ目で問題はないのですが、十分睡眠をとっても目のかすみや痛み、充血などが取れないようであれば眼精疲労の可能性があります。また、単なる眼精疲...
白内障と一口に言っても、最も多い加齢に伴う白内障を始め、さまざまなタイプがあります。
今日はその中の一つ、続発性白内障について少しまとめてみたいと思います。
続発性白内障とは
続発性白内障とは、ステロイド剤などの長期服用による副作用、網膜硝子体手術など他の眼科治療、ぶどう膜炎など他の眼科疾患に続発し...
お問い合わせ
0798-39-8883
兵庫県西宮市常磐町1-27
ヤマイチPLAZA さくら夙川2階
阪神西宮駅徒歩7分
阪急夙川駅徒歩12分
JRさくら夙川駅徒歩10分