ICL(アイシーエル)手術後の過ごし方（注意するポイント）について

これまでブログやホームページを通じてご紹介している通り、ICLは日帰り手術で行うことができる近視治療です。
しかし、低侵襲で安全性に優れている治療法とはいってもICLは内眼手術ですから、感染症を防ぐためにも術後管理が大切なことは言うまでもありません。
術後しばらくは手術時の切開創が塞がっていませんので、特に注意していただきたい時期です。

ICL手術後の過ごし方で注意していただきたいのは主に次のようなポイントです。

術後はしばらく保護メガネが必要です

ICL手術を受けた後は屈折がよくなった状態でお帰りになっていただけるので、今まで使用していたコンタクトやメガネなしで帰れることに驚かれる患者様も少なくありません。

思わず目元を触りたくなるかもしれませんが、術後はデリケートな状態ですから感染症やトラブルを避けるために保護メガネを着用するようお願いいたします。

保護メガネは異物が入るのを防ぐことはもちろん、寝ている間に目元を触ったりこすったりするのを防ぐ役割も果たしています。
季節によっては花粉症や紫外線が気になる方もおられるかもしれませんが、花粉をガードするタイプのものやUVカット機能を備えているものもあります。
お持ちでない場合は購入いただく必要がありますので、わからないことがあればスタッフに問い合わせください。

術後の定期検診が必要です

ICL手術後は目の状況を確認するため、定期的な検診が必要になります。
ICL手術は適応年齢の関係で、学生もしくは比較的働き盛りの患者様が受けられるケースが多いため、当院では手術後の定期検診は手術翌日、翌々日を除けば、できるだけ最低限にできるよう配慮しております。

もちろん目の状況によりますので、詳しくは医師にご相談ください。
また、術後の感染症を防ぐために目薬は医師の指示に従って必ず使用してください。

日常生活に完全復帰するのに約１ヶ月程度かかります

定期検診、術後の目薬の他に大切なのが日常の過ごし方です。
ICLに限らず、術後は傷口が塞がっている状態ではありませんので、感染症対策が何よりも重要です。

仕事を再開するタイミング、運転、メイクなど気になるポイントはたくさんあると思いますが、一概にいつからと断定することは個々の目の状況がありますので、難しくもあります。

およその目安としては、日常生活に完全復帰するのに約1ヶ月程度かかります。

当院では術前にお仕事の状況など患者様のライフスタイルを詳しくうかがって、術後をふまえた手術スケジュールを組むように努めております。
入浴やスキンケアが可能になるタイミング、またお仕事や運転が可能になるタイミングについては手術前に詳しくご説明させていただきます。

当院ではICL手術無料説明会、ICL簡易無料検査を定期的に行っておりますので、わからないことがありましたらご相談ください。ご参考になれば幸いです。

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