眼科ブログ
レーシックに代わる近視治療として、ICL(アイシーエル、“Implantable Contact Lens”の略称)が注目を集めていることはすでにご存じのことと思います。
小さなレンズを目の中に移植(インプラント)して近視や乱視を矯正し、裸眼視力を回復させるICLは、半永久的にレンズが使用でき、眼鏡やコンタクトレンズをつけるといった日常の面倒な手入れや取り外しの必要がないことから「眼内永久コンタクトレンズ」とも呼ばれています。
ケースバイケースですが、ICLの場合、両目同時手術が多いのが特徴です。
当院では95%の方が、ICLの両目同時手術を受けられています。
両目同時手術のメリットとしてあげられるのは次の通りです。
・通院回数を減らすことができる
・手術翌日から両目でクリアな見え方が期待できる
ICLの場合、20代から30代中盤の働き盛りの方が中心ですので、仕事が忙しくてなかなか時間が取れない方には非常に喜ばれますし、「手術は苦手だから1度で終わりたい」とお考えの方にとっては、ストレス削減にもなると思います。
また、それまで強度近視や乱視で悩まれていた方にとっては、裸眼でクリアな視界になることで、手術翌日の診察時にとても驚かれる方が多くいらっしゃって、スタッフ一同喜びを共有させていただくこともしばしばです。
一方、デメリットとしては次のことが考えられます。
・手術当日は両目ともぼやけた見え方になる
これが一番のデメリットと言える部分ですが、手術後にしばらく休んでいただいた後、保護メガネをかけてお一人で帰宅される方がほとんどです。
個人差がありますが手術当日はぼんやりとした見え方ですので、目は休めるようにしてください。
よりよい見え方の質のためにも、術後の過ごし方は大切です。
当院では開院以来、術後感染ゼロを継続しており、術後経過は良好でご満足いただいています。
また、ICL手術が適応かどうか、両目同時手術の必要性に関しては精密な検査に基づく的確な診断、患者様のご希望などをうかがい、総合的に判断して患者様のご納得のもと進めていくことは言うまでもありません。
当院ではICL無料説明会、ICL簡易無料適応検査なども行っておりますので、わからないことがありましたら、何なりとご相談ください。ご参考になれば幸いです。
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