眼科ブログ
白内障手術に関してよくある質問の一つに、手術後の目薬の使用方法があります。
当院では白内障手術後の生活の質・視覚の質を守るために、術後のさまざまな事柄についてその都度なるべくわかりやすく説明できるようスタッフ一同取り組んでいます。
今日はいくつかよくある質問を取り上げてみます。
白内障の手術後でもっとも気を付けなければならないのは、眼内に菌などが侵入して起こる感染症です。
目薬は感染症を防ぐためのものだけでなく、炎症を抑えるためのものもあり、当院では通常3種類の目薬を処方し、術後の経過に応じて回数や種類を変えていきます。
基本的には1カ月半から3カ月くらいまで毎日しっかり点眼することが、もっとも早く日常を取り戻すことにつながります。
ただし、糖尿病網膜症などをお持ちの方は、期間が延びることもあります。
最近は働き盛りの方で白内障手術を受けられるケースも増えていますから、気になる部分だと思います。
朝と寝る前は比較的可能でも、昼間や夕方の時間帯は難しい方もいらっしゃるでしょう。
結論から言えば、日によって点眼する時間がずれても構いません。
ただし、それぞれの間隔は3時間以上開けることと、各目薬の間は5分程度あけることを心がけてください。
基本的に手術から約3~4日間は、確認のため診察が必要ですので毎日お越しいただきます。
その後の通院間隔は徐々に空けてまいりますが、個人差はありますので診断のもと決定していきます。
目薬の使用についても同様で、目の状態は日々変化します。
未開封の目薬であっても、使用するかどうかについては診察時に医師の判断を仰ぐようにしてください。
こちらが普通に思っていることでも、患者様にとっては初めてのこともあると思いますから、当院では患者様との綿密なコミュニケーションを大切に、術後管理もしっかり行っていくよう努めています。
当院では白内障手術説明会(白内障多焦点・単焦点眼内レンズ無料説明会)を定期的に開催しております。
わからないことがありましたら、何なりとご相談ください。
ご参考になれば幸いです。
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