近視・乱視矯正を行うICL(アイシーエル)治療について（最近の手術例から）

連休明けの昨日は10件の内眼手術を行いました。単焦点眼内レンズを用いた白内障手術が4件、選定療養適応での多焦点眼内レンズ（パンオプティクス）を用いた白内障手術が3件、ICL手術（両目）が2件、5焦点眼内レンズ（インテンシティー）を用いた白内障手術が1件でした。いずれも術後経過は良好で、患者様のお役に立つことができてスタッフ一同嬉しく思っています。

ところで、連休中にJRに乗る機会があったのですが車内でこのような広告を見かけられませんでしたか？

少しわかりづらいかもしれませんが、ICLに関するものです。

最近芸能人の方がICL手術を受けられたニュースが話題になっていますが、タレントの河北麻友子さんがICL治療アンバサダーとして起用されています。関西ではJRの快速電車、大阪環状線で掲載されているようです。

昨日ICL手術された方は「右-3.75　左-4.25」度数のワンデータイプコンタクトレンズをご使用でした。

手術前

 右裸眼視力= 0.05

 左裸眼視力= 0.03

昨日ＩＣＬ手術を施行し、本日は

右裸眼視力 = 1.2×ICL

 左裸眼視力= 1.5×ICLですごくよく見えると喜んでおられました。

視力の出方や満足度は個人差がありますが、このように裸眼で快適に生活できるメリットを感じていただけるのは内眼手術を専門とする眼科医師として嬉しいかぎりです。

また、ICL研究会に所属し、ICL認定医としてより一層ICLに関する技術を磨くとともに、ホームページやブログなどを通じて情報発信に努めてまいります。

近視矯正で裸眼視力の向上を考えられておられる方の参考になれば幸いです。