眼科ブログ
今年から海を渡ってメジャーリーグに挑戦した筒香選手と秋山選手がそれぞれオープン戦で初安打を放ったとのこと。まだまだこれからとはいえ、最近野手で大きな成功を収めた日本人選手はいないので、ぜひとも頑張ってもらいたいものです。
今日は「これからは視界の質を求められる時代」になるというお話をさせていただきます。
特に私が専門とする白内障の手術では、ひと昔前は水晶体の濁りをとり透明にすることが目標でした。水晶体嚢外摘出術といって、6ミリや10ミリ程度の切開をして、濁りを取ることもありました。それに比べると今は低侵襲で行うことができ、濁りを取り除くだけでなく、より良い見え方の質を求めることが可能になってきました。
見え方の質を追求するためには屈折矯正が大切で、当院が白内障の日帰り手術はもちろんですがICL(アイシーエル)手術にも力を入れている理由はそこにあります。
本質的に白内障手術は濁りを取る治療ですが、同時に近視や遠視や乱視を正確に分析して、なるべく少なくすることが、より良い視界の質、豊かなeye life につながると考えています。視界の質は多焦点眼内レンズ、特に三焦点眼内レンズでは特に重要です。
見え方に完全を求めることは不可能ですが、少しでもより良い状態を目指すよう努力するようにしています。スタッフとともに研鑽を欠かさず、一歩一歩前に進んでいければと思っています。
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