白内障手術までの流れについて

今日は第９２回アカデミー賞授賞式の日ですね。映画人の方にとっては最高の栄誉の一つで、どんな作品や出演者、スタッフが選ばれるのか楽しみです。これまで数々の名場面がありましたが、今年もユーモアあふれるスピーチや感動の名場面が繰り広げられることでしょう。

さて、今日は白内障手術までの流れについてお話させていただきます。

当院では白内障手術をすべて日帰りで行っています。手術そのものは日帰りですが、安心・安全な手術を受けていただくために、必要な検査や説明、診察など手術前の準備をできるだけわかりやすく丁寧に行うことをモットーとしております。そのため、基本的には手術前に3回から4回ほどの検査診療来院をお願いしております。

通常の場合、初診の際に丁寧な問診を行い、基本的な目の検査で目の状態を確認いたします。白内障の進行状況や他の眼疾患の有無などを考慮し、手術適応かどうかを決定します。
※目の瞳孔を開く散瞳検査を行いますので、お車や自転車などを運転しての来院はお控えください。

次に術前2回目の診察ですが、診察前に白内障手術モニターを使用しての白内障手術についての説明会があります。そのあと、手術に必要な精密検査や全身の状態を確認するための採血検査などを行います。眼内レンズの度数を正確に決めるためにレーザーにて眼軸長測定などをします。その後の診察では、手術前後の生活の注意点などをお話しさせていただきます。この際、詳しい白内障手術説明書もお渡しいたしますので、ご安心ください。

 術前3回目の診察ですが、不安定な部分の再検査や手術の疑問点や不安点などの再説明をします。
その他、手術４日前から点眼いただく目薬と手術前日・当日のお薬の処方などを行います。

初めて目の手術を受けられる方も多いことと思いますが、緊張しなくて大丈夫です。
わからないことがありましたら、その都度スタッフ等にお問い合わせいただければと思います。