眼科ブログ

節分と鬼の目のお話

2月3日、今日は節分ですね。恵方巻を食べたり、豆まきをしたり古くから行われている伝統行事です。
各地それぞれの風習があり、「鬼は外、福は内」の掛け声も地域によって異なったりするそうです。

なかには豆ではなく落花生を投げる地域もあるそうで、時代の流れとともに変化していくものもたくさんありますが、こうした地域それぞれの特色があり変わらず大事にされている節分は、いつの時代になっても残っていってほしいと思います。

豆まきは無病息災を願う意味がありますが、「豆=魔目」に通じるそうです。

昔、京都の鞍馬で鬼が出た時に大豆を鬼の目に投げつけて撃退したという話が残っているらしく、「魔の目」に豆を投げつけて「魔を滅する」という、なんだか早口言葉みたいですがそういう意味が込められているそうです。

「鬼の目」に豆をぶつけるとはずいぶん物騒な話ですが、豆まきをされる時は気を付けて行っていただければと思います。
豆だけじゃなく野球のボールやサッカーボールがあたるなどして目に強い衝撃が加えられると、さまざまな病気を引き起こす可能性があります。その際は、自覚症状がなくてもお近くの眼科専門医を受診していただければと思います。

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