眼科ブログ
裸眼視力を回復させる方法として、皆さまは何を思い浮かべられるでしょうか。
レーシックをイメージされる方も多いかと思いますが、最近注目を集めている方法として、「ICL(眼内コンタクトレンズ)」があります。
近視治療の一つであるICLは、目の中に小さなレンズを移植することで近視や乱視を矯正し、裸眼視力を回復させる視力矯正手術です。
角膜をレーザーで削ることで視力矯正を行うレーシックの場合、削った角膜を元に戻すことはできませんが、ICLは万が一トラブルが起こった場合などレンズを取り出して元に戻すことができるのが大きなメリットです。
また、レンズの度数変更が必要な場合でも入れ替えることができるのも特徴です。
さらに、将来白内障を患った場合でも通常の白内障手術を行うことが可能です。
目に限ったことではありませんが、歯でいえば天然歯が一番美しく耐久性も優れているように、人間の身体は手を加えれば加えるほど基本的には弱くなっていきます。
特に目から入ってくる情報は日常生活の8割を占めると言われており、目を守ることは生活の質(QOL)を確保する上で少なくない影響があります。
より安心・安全で身体への負担が少ない眼科手術が日進月歩で進む中、これを学び研鑽を積み患者様の健やかな生活に貢献していくことが、私の眼科医としての責務だと思っています。
ICL手術は白内障と同様、日帰りで行うことが可能な手術です。
もはや「メガネかコンタクトレンズ」の二者択一で視力矯正を行う時代ではなくなり、ライフスタイルや見え方のこだわりなどオーダーメイドでの視力矯正が可能になっている時代と言えます。
視力矯正を考えられる場合、一度ICLも視野に入れてみてはいかがでしょうか。
お問い合わせ
0798-39-8883
兵庫県西宮市常磐町1-27
ヤマイチPLAZA さくら夙川2階
阪神西宮駅徒歩7分
阪急夙川駅徒歩12分
JRさくら夙川駅徒歩10分