眼科ブログ

近視治療ICL(アイシーエル)の耐久性について

芸能人の方たちがSNSを通じて発信されていることで、裸眼視力を回復させる方法のひとつである近視治療ICL(アイシーエル)の認知度が高まっています。

和田眼科グループでは、比較的早くからICLを日帰り手術のレパートリーに加え、2023年度は過去最高の144件のICL手術を行いました。

今津本院・夙川分院ともに、ICLが適応可能かどうかの簡易無料検査や、ICL手術無料説明会を定期的に開催しています。

その中で、ICLの耐久性に関するお問い合わせは、よくある質問のひとつです。

ICL手術を検討されている方にとって、気になるポイントではないかと思いますので、ご参照いただければ幸いです。

ICLの耐久性はなぜ高い?

ICL手術を検討されている方なら、ICLが小さなレンズを目の中に挿入し、近視や乱視を矯正することで裸眼視力を回復させる手術であることは、すでにご存じのことと思います。

ICL手術で挿入するレンズには「コラマー」という新素材が使われており、とても生体適合性が高いのが特徴です。
そのため、眼内で異物と認識されにくいだけでなく、長期使用しても劣化や変質が起こりづらいことから、半永久的に使用可能と言われています。

ICLが「眼内永久コンタクトレンズ」と呼ばれているのは、このレンズの素材が理由のひとつです。

もちろん個人差はありますので、ICL手術後は定期的に検査を受け、異常がないかどうかを確認するようにしてください。

また、「コラマー」は親水性の柔らかい素材なので、割れることはありません。

ただし、ごくまれなケースですが、格闘技などのスポーツや、強い衝撃を外から受けた場合には、レンズがズレることはあります。

その際は、ズレたレンズを元の位置に戻せば問題ありませんので、ご安心ください。

将来、白内障になった場合は?

「将来の白内障手術」に関することも、日々の診察時やICL手術無料説明会で多いご質問のひとつです。

まず、ICLは、レーシックのように角膜を削る治療法とは異なり、レンズを挿入する治療法ですので、レンズを取り出せば元の目の状態に戻せるのが特徴と言えます。
そのため、将来、白内障や緑内障になっても、ICL治療をしていない方と同じように、白内障手術や緑内障手術を受けることが可能です。
「ICL手術をしたから、白内障になりやすい」ということはありませんし、緑内障治療の目薬などに関しても問題ありませんので、ご安心ください。

また、個人差はありますが白内障は早ければ40代から発症する目の病気です。

特に、ICL手術を検討されることの多い強度近視の方の場合、比較的早い段階で白内障を発症しやすいと考えられています。

和田眼科グループでは、ICLの適応可能条件のひとつに「21歳以上かつ原則45歳以下の方」を掲げています。

これは、45歳を越えた方がICL治療を希望される場合、目の状態によってはICLよりも白内障手術で多焦点眼内レンズを入れた方が、患者様のご要望に沿うこともあるからです。

もちろん、ICL適応可能かどうかの精密な検査と正確な診断、患者様のご意向をよく確認したうえで、治療方針を決めていくことは言うまでもありません。

和田眼科グループでは、今津本院・夙川分院ともに、ICLが適応可能かどうかの簡易無料検査や、ICL手術無料説明会を定期的に開催しています。

わからないことがございましたら、ご相談ください。ご参考になれば幸いです。

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