白内障手術と夏の季節について

7月7日、七夕の日曜日に夙川院があるクリニックモールの共有スペースで、白内障手術と老眼治療についてのセミナーを行いました。

質疑応答の中で、暑い夏の季節に白内障手術を受けることへの不安をお伺いしましたので、同じお悩みを抱えておられる方の参考になれば幸いです。

白内障手術は夏に受けても大丈夫？

結論から言えば、基本的にどの季節に受けても大丈夫です。

白内障手術の術後成果が、季節によって変動するようなことはありません。

したがって、夏でも安心して白内障手術を受けていただきたいのですが、季節がら暑いために汗をかきますし、洗顔・洗髪・入浴制限が術後に必ずあることから、敬遠したくなるお気持ちも大変理解できます。

また、術後は通院の頻度が増えるため、紫外線の強い夏場を不安に感じるお気持ちもわかります。

和田眼科グループは、これまで約20年にわたり、夏場の暑い時期でも多くの内眼手術を手掛けてきました。

暑い時期の術後対策も万全ですので、わからないことがありましたら、遠慮なくご相談ください。

「夏は細菌感染しやすい」はホント？

夏の細菌感染というと、食中毒のイメージが強いかと思います。

そういうこともあって、夏はばい菌が付きやすいから、白内障手術を受けると術後の細菌感染が気になる、というお声をよくいただきます。

もちろん、白内障手術後の合併症で気を付けなければならないのは、「手術後眼内炎」という細菌感染症です。

しかし、夏だからといって、「手術後眼内炎」が増えるといったデータはなく、術後の衛生管理をしっかり行っていれば、季節や気候に左右されることはないと考えられます。

和田眼科グループは、2005年の開院以来、8400件を超える「術後感染ゼロ」を継続中です。

長年積み重ねてきた術後感染を防ぐための豊富な知識・技術がありますので、安心してご相談ください。

夏を選んで手術を受けられる患者様もたくさんいらっしゃいます

これまで見てきましたように、夏だからといって白内障手術を敬遠する必要はないことがお分かりいただけたかと思います。

むしろ当院の最近の傾向としては、「夏の時期の方が休みを取りやすいから」とか、「地元の秋祭りをキレイに見たいので、夏の間に受けたい」など、夏の時期を選んで白内障手術を受けられる患者様が増えているのが、日々診療に携わる者としての正直な感想です。

和田眼科グループでは、患者様が納得できる眼内レンズ選びができるよう、単焦点・多焦点を問わず、乱視矯正タイプも取り揃えた豊富な選択肢をご用意しております。

また、白内障手術の内容や、手術前・手術後の過ごし方などを、専門スタッフが丁寧に説明する白内障手術無料説明会を、定期的に開催しております。

わからないことがありましたら、ご相談ください。ご参考になれば幸いです。

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