眼科ブログ

近視治療ICL(アイシーエル)の特徴について

近視・強度近視に関する治療法の選択肢が、以前に比べて広がっていることはすでにご存じのことと思います。

兵庫県西宮市の和田眼科グループでは、本院・夙川院ともに「眼内コンタクトレンズ」と呼ばれる近視治療ICL(アイシーエル)に力を入れています。

実際、ICL手術は3年連続100件を超えており、昨年は過去最高の144件のICL手術を行いました。

今日は、近視治療ICLの特徴について、少しまとめてみたいと思います。

特徴その1「レーシックより歴史が古く、高いエビデンスがある治療法」

近視・強度近視矯正というとレーシックをまず連想する方もいらっしゃると思いますが、実はICLの方がレーシックより歴史は古いのです。

ICLは、世界各国で得た高いエビデンスのもとに、1997年から世界で行われている治療法です。

ICLは眼内コンタクトレンズという呼ばれ方をしているように、「コラマー(Collamer)」という生体適合性の高い素材を使用したICL用の眼内レンズを挿入し、近視・強度近視矯正を行う治療法です。

安全性に優れ、きれいな見え方と裸眼視力の向上が期待できることと、患者様の身体の負担が少ない手術法であることが、ICLの特徴です。

特徴その2「将来、他の眼病になった場合でも治療の選択肢を狭めない」

ICLはレーシックのように術前のレーザー虹彩切開を行うことはありませんし、角膜を削ることもありません。

ICL手術で挿入した眼内レンズは取り出すことも可能なため、将来白内障など他の眼疾患になった場合でも、治療の選択肢を狭めないで済むのが特徴です。

また、ICLに使用する眼内レンズの矯正範囲は幅広いのが特徴で、全ての方が適応できるとは限りませんが、レーシック適用外の方、乱視矯正を求める方でも受けられる可能性があります。

その他、UVケア(紫外線対策)に優れていることも、ICLの利点と言えるでしょう。

特徴その3「強度近視の方にとって、有力な選択肢のひとつであること」

ICLを検討されて手術を希望される患者様は、強度近視に悩まれている方が多いのが当院の特徴です。
早くは学童期から近視で悩まれていて、裸眼視力が悪いのが当たり前になっている方が多いので、手術後に裸眼で生活でき、見え方が良くなったと非常に喜んでいただいていることが、眼科診療に携わる私たちスタッフにとって、何よりも嬉しいことです。

ICLによる強度近視矯正は、裸眼視力が0.5以下の方やレンズの屈折度を表すディオプター(D)の数値が、マイナス3D以上の強度近視の方に関しては、有力な選択肢の1つとなっていると言えるでしょう。

 

ICLの特徴やメリットは、上記で見てきた通りです。

唯一、デメリットをあげるとすれば、加入されている保険会社によっては医療費控除を利用できる場合もありますが、自費診療のため経済的負担が大きくなることです。

ただし、ICLの場合、基本的に手術は一度だけで、眼内レンズを入れ替えることなく視力の回復が望めます。

長年メガネやコンタクトレンズを使用する場合とコストを比較するなら、ICLを検討してみるのもひとつの方法ではないでしょうか。

 

もちろん、目の状態は千差万別ですので、ICL手術が適合かどうかは、患者様のご希望をうかがいながら精密検査などを含め、医師が総合的に判断し決定いたします。

特に、20代から30代前半で強度近視にお悩みの方は、ICLを近視治療の選択肢としてお考えいただければと思います。

和田眼科グループでは、本院・夙川院ともにICL手術無料説明会、ICL簡易無料検査を定期的に開催しております。

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ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

ご参考になれば幸いです。

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