眼科ブログ
和田眼科夙川院の開院から、今日で1カ月が経ちました。
おかげさまで患者様から、「広いスペースでゆったりできるのが嬉しい」「院内の落ち着いた雰囲気がいい」「検査がスムーズ」などご好評をいただいております。
来院される患者様は、老若男女問わず幅広いですが、なかでも最近は見えづらさを感じることから、老眼もしくは白内障を疑って一度検査してみようという患者様が増えています。
今日は、老眼と白内障の関係について、少しまとめてみたいと思います。
かつては、老眼と白内障は全く無関係なものと考えられていました。
しかし、医学の発展により、現在では老眼と加齢性白内障に限っては、どちらも加齢に伴う水晶体の老化という生理現象に基づくもので、関連性が深いということがわかっています。
すでにご存じの事とは思いますが、白内障は加齢とともにほぼすべての方が発症する目の病気です。
水晶体が濁ることによる見えづらさから解消されるには、現在のところ手術を受けることしかありません。
また、中高年になると、手元が見えづらいなど老眼の傾向も発生することが多くなってきます。
老眼と加齢性白内障の、どちらが早く進行するかは個人差がありますが、老眼は早い方なら30代後半、50代になればほとんどの方が「ピントが合わない」などの自覚症状を感じます。
また、加齢性白内障は早い方なら40代、遅くても60代には多くの方が「視界がかすむ」などの見えづらさを感じます。
見えづらさを放置したまま過ごしていると、眼精疲労だけでなく、そこから来る頭痛や肩こりといったさまざまな体の不調に繋がる可能性もありますので、早めに対策しておくことが大切です。
老眼と白内障が、どちらも40歳以上になった時、加齢による水晶体の老化が原因であることから、白内障の手術のタイミングで老眼治療もしたい、とご希望の患者様も増えてきました。
夙川院では6月より手術を実施してまいりますが、順調に予約が進んでおり、特に多焦点眼内レンズに関するお問い合わせが増えています。
これまでは老眼の症状を自覚するようになった場合、メガネやコンタクトレンズで矯正するのが一般的でした。
しかし、老眼の症状を軽減できても白内障の発症はいずれやってくるわけですし、メガネやコンタクトレンズを作り替え、または買い替え続けるコストも気になるところです。
多焦点眼内レンズを用いた白内障手術を検討される方が以前よりも増えているのは、メガネやコンタクトレンズを使わずに白内障だけでなく老眼からくる見えづらさの解消、より裸眼でピントが合いやすくなることによる視界の質、生活の質の向上やトータル的なコスト削減などを考えてのことではないかと思います。
もちろん、目の状態は千差万別ですし、多焦点眼内レンズを用いた白内障手術だけが老眼治療として有効というわけではありません。
正確な検査と的確な診断、患者様のライフスタイルなどをよくうかがって総合的に判断し、患者様のご納得のもとで治療を進めていくのは当然のことです。
和田眼科夙川院では、少しでもより良い白内障手術を通じて、患者様の視覚の質、生活の質の向上に繋がるように、従来の単焦点や二焦点だけでなく、三焦点、五焦点、乱視矯正用など、様々なタイプの眼内レンズをご用意しております。
また、白内障手術無料説明会、多焦点眼内レンズ無料説明会も定期的に行っております。
わからないことがありましたら、ご相談ください。ご参考になれば幸いです。
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