眼科ブログ

多焦点眼内レンズを用いた白内障手術後の見え方などの感想まとめ

白内障手術後のライフスタイルを見据えた眼内レンズ選びが大切です

昨年の当院における白内障手術において、初めて多焦点眼内レンズの割合が、単焦点眼内レンズを上回りました。
当院の手術実績・件数

当院では、患者様が白内障手術後の生活に求めている見え方に少しでも近づけることができるよう、単焦点・多焦点を問わず乱視用タイプも含め、さまざまな眼内レンズの選択肢の提供に努めています。

多焦点眼内レンズに関するお問い合わせが増えていることもあり、これまで多焦点眼内レンズを用いた白内障手術を受けられた患者様から、手術後にいただいた感想をまとめてみたいと思います。

快く許可をいただきましたので、ぜひご参照ください。

手術後の見え方について

「数字を見間違えるようになり、買い物しづらかったが、白内障手術を受けることで数字がはっきり見えるようになった」

「白色の壁って、こんなにキレイだったんですね」

「幼稚園の頃からメガネ、コンタクトレンズを使用していたので、とても解放感があります。言葉では言い表せないぐらいの喜びです」

「電化製品の細かい文字が裸眼で読めた時、多焦点眼内レンズの効果を実感しました」

「老眼鏡をかけたくないので、多焦点眼内レンズを選びました。全体的によく見えて、とても嬉しいです」

「手術前に比べると、テレビが4Kになったのかと思うぐらい、鮮明度が違います」

「映画館で字幕がはっきりわかるようになりました」

「仕事柄エクセルをよく使用するので、作業がやりやすくなった」

その他、これまでブログで発表してきた手術後の見え方の感想は、以下の通りです。

5焦点眼内レンズ「インテンシティー」を用いた白内障手術について(手術後のご感想)

白内障とゴルフ、多焦点眼内レンズの効用について(診察時・手術後の感想から)

白内障とテニス、多焦点眼内レンズの効用について(診察時・手術後の感想から)

白内障と楽器演奏、多焦点眼内レンズの効用について(診察時・手術後の感想から)

患者様が手術後に望む最適な見え方を実現するために

白内障は、初期段階を除いて、最終的には手術を行う以外、改善する方法はない病気です。

白内障を放置して起こるトラブルを防ぐため、適切なタイミングで白内障手術を行うことが、ご自身の健康はもちろん、ご家族にとっても大切になっています。

多焦点眼内レンズが魔法のレンズというわけではありませんし、このレンズを入れれば、必ずこういう見え方になるというものでもありません。

さまざまな眼内レンズを検討された結果、メガネやコンタクトレンズに依存しない生活を送りたいということで、多焦点眼内レンズを選択される患者様が年々増えているということではないかと思います。

当院は、阪神甲子園球場から近い今津駅にあります。
そのため、「甲子園の風景がよく見えるようになりました」というご感想をいただくことも珍しくありません。

また、宝塚に舞台を観に行かれる患者様からも、同様の感想をいただきます。

そのほか、習い事の教室で指導されている先生方から、仕事の質を維持したいということで、多焦点眼内レンズの相談を受けることが増えてきました。

当院では、無料で参加できる白内障手術説明会、多焦点眼内レンズ説明会も定期的に行っております。

わからないことがありましたら、ご相談ください。ご参考になれば幸いです。

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