眼科ブログ
早いもので2019年もあっという間に9月になりました。
まだまだ暑さも続いていて、熱中症にかかりやすいので、水分をこまめにとって、身体に熱をためないようにお過ごしください。
今月16日は敬老の日ですね。
高齢化社会がますます進んでいると言われていますが、一方でスポーツや文化にアクティブに取り組まれている年配の方も増えているのではないでしょうか。
今日は「白内障のおはなし」を簡単にさせていただきます。
加齢に伴う白内障の患者さんは増えています。
白内障という病気は、目の中の水晶体が白く濁ってくる病気のことです。
初期段階では自覚症状はありませんが、進行してくると目がかすんだり、光がまぶしくなるなどの症状が出てくるのが特徴です。
年配の方の病気と思われがちですが、個人差がありますので早い方なら40代から始まる場合もあります。
白内障が進行して手術が必要な場合は、まず目の中に挿入する眼内レンズを選ぶ検査を行います。
眼内レンズの種類は大きく分けて、保険適用の単焦点眼内レンズと保険適用外の多焦点眼内レンズの2種類があります。
眼内レンズの進化は日進月歩で、患者さんのQOL(生活の質)やライフスタイルを考えた選択肢が広がっています。
目の手術というと「怖い」というイメージがあるかもしれませんが、白内障の手術は麻酔を行うため個人差はありますが痛みを感じることはほとんどありません。
通常、手術も短時間で終わり、日帰り手術が主流になってきています。
目のかすみや視力がはっきり低下してきたなど、日常生活に不自由を感じたら手術を検討した方がいいでしょう。
タイミングなどについては、専門医によく相談し納得のいくかたちで手術を受けましょう。
おかしいなと思ったら、お近くの眼科専門医を受診し早めの検査で自分の目の状態を確かめておいた方がいいと思います。
天候不順が続いていますので、体調管理に十分注意してお過ごしください。
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