眼科ブログ

当院の白内障手術実績と、年内の手術スケジュールについて

和田眼科は2005年の開院以来、患者様の術後の見え方の質にこだわり、白内障・ICL・網膜硝子体手術を中心に約7,500件の内眼手術を行ってきました。

なかでも当院がもっとも力を入れている白内障日帰り手術は、多焦点眼内レンズを用いた白内障手術が増加傾向にあるのが特徴です。

ここ3年を見ても、2019年が白内障手術430件のうち148件、2020年が白内障手術501件のうち205件、2021年が白内障手術465件のうち203件と、白内障手術における多焦点眼内レンズの割合が伸びています。

なかでも昨年は、世界初の5焦点眼内レンズ「インテンシティー」への関心が高く、2021年に当院が行った多焦点眼内レンズを用いた白内障手術の中で、最も患者様からのご希望が多かった眼内レンズでした。
次に選定療養対象の3焦点眼内レンズ「パンオプティクス」、自由診療対象の3焦点眼内レンズ「ファインビジョン」となっており、今年もおおむね同様の傾向が続いています。

この間、白内障手術装置「センチュリオン・ビジョン・システム」に加え、眼科手術用顕微鏡「Proveo8」などを導入し、より患者様の体の負担を軽減し、安全・安心に白内障手術を行うことのできるシステムを整えてきました。

また、白内障手術に使用する眼内レンズの度数計算を精密に行う「IOLマスター700」、屈折度数はもちろん角膜形状やメガネでは矯正できない不正乱視成分まで簡単に測定できる「ウェーブフロントアナライザー」を取り揃え、術前検査にも力を入れています。

患者様が手術後に望まれる見え方の質を可能な限り追求してきたことが、こうした結果に結びついているのではないかと考えています。

最近は、他院から紹介をいただくことや、遠方からも手術スケジュールについて、お問い合わせいただくことが多くなりました。今年も残り3カ月を切り、年内に白内障手術が可能かどうかも、お問い合わせいただくことの一つです。

当院は火曜・木曜・土曜が手術日です。両目の白内障手術を行う場合、基本的な考え方としては、より術後の安心・安全に注意を払うことと患者様の通院負担軽減のために、片目ずつなるべく2-3週間内で(薬の投薬管理煩雑化をさけるため可能であれば1週間以内が理想)を推奨しています。

例 火・木  木・土  木・火  火・火  土・火

安心・安全な白内障手術に努めているとはいえ、手術に伴うリスクがゼロになるわけではありませんから、このようになるべく片目ずつを推奨させていただいています。もちろん、遠方からお越しの方、お仕事の関係などでお休みを取るのが難しい方もいらっしゃいますので、患者様がご希望される場合、白内障の両目同時手術にも対応しております。

ご希望される眼内レンズによっては、外国から取り寄せるケースもあるため、余裕を持ったスケジュールでご相談いただければと思います。

白内障手術は、眼内レンズの度数合わせなど細かい部分の一つ一つが、術後の満足度に大きく関わってきます。当院では、白内障手術無料説明会、多焦点眼内レンズ無料説明会を定期的に開催しています。わからないことがありましたら、ご相談ください。ご参考になれば幸いです。

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