2021年(令和3年) 新年のごあいさつ

新年あけましておめでとうございます。

旧年中は格別のお引立てを賜り心より御礼申し上げます。新型コロナウイルス感染症の一刻も早い収束を願うとともに、本年も「患者さまの喜びを我が喜びとする」初心を忘れず、スタッフ一同日々の診療に務める所存ですので、どうぞよろしくお願いいたします。

昨年は例年以上に難症例の手術を手掛けることが多かった一年でした。目の病気というのは自覚症状がなくても進行しているケースが多くあることはすでにご存じのことかと思います。特に糖尿病を始めとした生活習慣病をお持ちの方は、「まだ見えているから大丈夫だろう」と安心していると、自覚症状が出る頃には視力低下が避けられない状態であることも珍しくありません。また、医療技術や医療機器が発展しているとはいえ、手術も通常より時間がかかるケースもあり、患者さまの体の負担も増えてしまいます。症状が進んでからの治療になると、経済的にも肉体的にもそれだけ負担が大きくなってしまいますから、手術後の生活の質・視覚の質を少しでも良くするためには、お忙しい中とは思いますが定期検査を受ける習慣を付けていただければと思います。

当院は大病院に負けない最先端でレベルの高い施設と技術を患者様に提供し、健やかな生活と豊かなアイライフに貢献できるクリニック作りを進めています。これからもたくさんの患者様の明るい視界とかけがえのない人生に微力ながら少しでも貢献していけるように、さらに眼科医としての治療技術を追求し、スタッフとともに頑張ってまいります。

1月5日(火)から診療を開始いたしますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします。