眼科ブログ
メディアなどで取り上げられ、ブログなどでご報告してきました通り、多焦点眼内レンズを用いた白内障手術は2020年3月31日をもって先進医療除外となり、4月1日以降は選定医療(選定療養)となります。
選定医療または選定療養は保険外併用療養費という意味です。例えるなら病院で入院した際の差額ベッド代をイメージしていただければわかりやすいかと思います。
先進医療から選定医療に変わることで、眼内レンズなどの費用がどうなるのかということが患者様の一番の関心ごとと思います。各方面に問い合わせを行っておりますが、流動的な部分がまだまだ多いため、はっきりとした形でお知らせするのはもう少し先のことになりそうです。いろんなことが確定次第、速やかにホームページやブログ、または白内障手術説明会を通じてお知らせしていければと考えております。
確実なのはこれまで先進医療対応だった多焦点眼内レンズが選定医療になります。
代表的なものは次の通りです。
・パンオプティクス(厚生労働省認定 先進医療対応)[アルコン社]
・パンオプティクス トーリック(厚生労働省認定 先進医療対応)[アルコン社]
・シンフォニー(焦点深度拡張型EDOF)(先進医療対応)[AMO社]
・アクティブ フォーカス(先進医療対応)[アルコン社]
・アクティブフォーカス トーリック(厚生労働省認定 先進医療対応)[アルコン社]
トーリックとは乱視矯正タイプのことです。これらの眼内レンズが先進医療から選定医療になることで、値段がどのように変わるのかについては現在確認中です。この3月は多焦点眼内レンズを用いた白内障手術の先進医療除外から選定医療(選定療養)に代わることについての、さまざまな情報が報道されることと思います。
当院はこれまでと同様、患者様の健やかなアイライフに貢献するため、正確な情報の提供と、質の高い眼科手術に取り組んでいく所存です。
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