眼科ブログ
和田眼科グループは2005年に阪神・阪急今津駅前に今津本院を開院以来、患者様の術後の見え方の質にこだわり、白内障・ICL・網膜硝子体手術を中心に内眼手術を行ってきました。
2024年には、阪神西宮・JRさくら夙川からアクセスしやすい立地に夙川分院を開設し、開院以来のグループ手術実績の総件数は9000件を超えています。
開院以来「術後感染ゼロ」を継続しており、患者様から「明るくなった」「よく見える」など手術後にお喜びの言葉を多数いただいていることは、眼科医療に携わる者として大変嬉しい限りです。
最近は、白内障手術に用いる眼内レンズの種類や手術スケジュールについて、お問い合わせをいただくことが多くなりました。
今日は、当グループの白内障手術実績と、年内の手術スケジュールについて、すこしまとめておこうと思いますので、ご参照いただければ幸いです。
和田眼科グループがもっとも力を入れている白内障日帰り手術は、多焦点眼内レンズを用いた白内障手術が増加傾向にあるのが特徴です。
ここ3年を見ても、2021年が白内障手術465件のうち203件、2022年が白内障手術541件のうち326件、2023年が白内障手術525件のうち347件と、白内障手術における多焦点眼内レンズの割合が伸びています。
なかでも、世界初の5焦点眼内レンズ「インテンシティー」への関心は高く、2021年は59件、2022年は125件、2023年は157件と飛躍的に増えています。
また、乱視用タイプが増えているのも、「インテンシティー」の特徴と言えるでしょう。
和田眼科グループではこの間、白内障手術装置「センチュリオン・ビジョン・システム」に加え、眼科手術用顕微鏡「Proveo8」などを導入し、より患者様の体の負担を軽減し、安全・安心に白内障手術を行うことのできるシステムを整えてきました。
また、白内障手術に使用する眼内レンズの度数計算を精密に行う「IOLマスター700」、屈折度数はもちろん角膜形状やメガネでは矯正できない不正乱視成分まで簡単に測定できる「ウェーブフロントアナライザー」を取り揃え、術前検査にも力を入れています。
白内障手術は、眼内レンズの度数合わせなど細かい部分の一つ一つが、術後の満足度に大きく関わってきます。
患者様が手術後に望まれる見え方の質を可能な限り追求してきた積み重ねが、近隣だけでなく遠方からもお問い合わせをいただいている要因ではないかと思いますし、特に多焦点眼内レンズを求める患者様にとって、「多焦点手術センター」として認知していただいているなら、ありがたいことだと感じています。
今年も残り約1カ月半となり、年内に白内障手術が可能かどうかも、お問い合わせいただくことのひとつです。
本年の和田眼科グループ全体の最終手術日は、2024年12月19日(木)になります。
今津駅前の和田眼科今津本院では、火曜・木曜・土曜を手術日に設けています。
また、夙川分院では月に1度、日曜日に手術日を設けています。
両目の白内障手術を行う場合、基本的な考え方としては、より術後の安心・安全に注意を払うことと患者様の通院負担軽減のために、片目ずつなるべく2-3週間内で(薬の投薬管理煩雑化をさけるため可能であれば1週間以内が理想)を推奨しています。
例 火・木 木・土 木・火 火・火 土・火
安心・安全な白内障手術に努めているとはいえ、手術に伴うリスクがゼロになるわけではありませんから、このようになるべく片目ずつを推奨させていただいています。
もちろん、遠方からお越しの方、お仕事の関係などでお休みを取るのが難しい方もいらっしゃいますので、患者様がご希望される場合、白内障の両目同時手術にも対応しております。
ご希望される眼内レンズによっては、外国から取り寄せるケースもあるため、余裕を持ったスケジュールでご相談いただければと思います。
和田眼科グループは、患者様の生活の質(QOL)の維持および向上に努めることはもちろん、希望される見え方の質(QOV)にできるだけ近づくことができるよう、選択肢のある眼内レンズ選び、白内障手術の提供にスタッフ一同努めております。
また、今津本院・夙川分院ともに、白内障手術無料説明会を定期的に開催しています。
日時がそれぞれ異なりますので、ご来院の際はどちらの説明会へ申し込まれたかをご確認いただき、下記のアクセスをご参考に気を付けてお越しください。
どうぞよろしくお願いいたします。
お問い合わせ
0798-39-8883
兵庫県西宮市常磐町1-27
ヤマイチPLAZA さくら夙川2階
阪神西宮駅徒歩7分
阪急夙川駅徒歩12分
JRさくら夙川駅徒歩10分