和田眼科グループ2024年10月度手術件数のご報告

10月度の手術件数のご報告をさせていただきます。

＜手術総件数　 58件（硝子体注射を除く）＞

・白内障手術　47件（眼内レンズの内訳）単焦点 15件　　多焦点　 32件
・ICL　　　　4件

・その他　 7件でした。

全症例において手術は問題無く予定通り終了し、開院以来継続している「術後感染ゼロ」を更新しています。

和田眼科グループの眼科医療を信頼し、ご来院いただきました患者様に厚く御礼申し上げます。

今後も患者様の「見える喜び」のために、スタッフ一同、より研鑽を積んで、患者様の健やかな生活と豊かなアイライフに貢献していく所存です。

10月度の手術の特徴についてご紹介していきますので、今後の参考にしていただければ幸いです。

他の月と比較して、10月の特徴は白内障と緑内障の同時手術が4件と多かったことです。

白内障と緑内障の同時手術については、過去のブログでも取り上げておりますのでご参照ください。

また、和田眼科グループの特徴のひとつである多焦点眼内レンズを用いた白内障手術は、

今津本院と夙川分院の白内障手術の合計47件のうち、多焦点眼内レンズを用いた白内障手術は32件で、和田眼科グループにおける白内障手術全体の68％でした。

10月の多焦点眼内レンズの内訳は、次の通りです。

・五焦点眼内レンズ「インテンシティー」17件（うち乱視用タイプ3件）

・三焦点眼内レンズ「パンオプティクス」 10件（うち乱視用タイプ6件）

・三焦点眼内レンズ「ファインビジョン」2件（うち乱視用タイプ2件）

・二焦点眼内レンズ「シンフォニー」2件（うち乱視用タイプ1件）

・二焦点眼内レンズ「エボルブ」1件

このうち、選定療養対象の多焦点眼内レンズは「パンオプティクス」と「シンフォニー」で、他の多焦点眼内レンズは自由診療になります。

多焦点眼内レンズにはそれぞれ特徴があり、求められる見え方の質やお仕事・ライフスタイルとの関係で眼内レンズの選択も変わってくると思います。

和田眼科グループでは、それぞれの眼内レンズの特徴や乱視用タイプの有無、費用についてホームページで明記しておりますので、ご参照ください。

夏以降の特徴のひとつに、地元西宮市や兵庫県内・近畿圏内だけでなく、ご自身が望む多焦点眼内レンズを求めて、九州・四国・東北など幅広い地域からの来院が増えていることがあげられます。

患者様に納得のいく眼内レンズ選びをしていただけるよう、できるだけ多くの眼内レンズを取り揃えるとともに、ホームページなどで情報発信してきた成果ではないかと考えています。

その他、乱視用タイプの眼内レンズも、引き続き好評です。

和田眼科グループでは、白内障手術に使用する眼内レンズの度数を決めるために必要な検査を行う「IOLマスター700」などを導入し、術前検査に力を入れています。

正確な検査をもとに、患者様の目の状態に一番適した眼内レンズをご提案することが、白内障手術後の見え方の満足度を高めることに繋がると考えているからです。

和田眼科グループでは、今津本院・夙川分院ともに白内障手術、眼内レンズ無料説明会を定期的に開催していますので、わからないことがありましたらご相談ください。

11月に入り、朝夕めっきり涼しくなってきました。

ご来院の際は体温調整の対策を忘れず、お足元にお気をつけてお越しください。

どうぞよろしくお願いいたします。

和田眼科グループ医院