眼科ブログ
和田眼科夙川院では、白内障手術・ICL手術・近視治療オルソケラトロジーに力を入れています。
今日は、ICL手術に関してお話させていただきます。
例えば、アイシーエルに興味はあるけど、痛くありませんか、または怖くありませんかというお話は、診察時や無料説明会でよくある質問の一つです。
ほとんどの方の場合、アイシーエル手術は、初めて経験される目の手術ではないかと思います。
そのため、手術前に不安になるお気持ちも、よくわかります。
痛みに関するご質問に関する内容を、少しまとめていきますので、ぜひご参照ください。
アイシーエルは、小さなレンズを目の中に移植(インプラント)して近視や乱視を矯正し、裸眼視力を回復させる視力矯正手術です。
インジェクターがレンズを小さく折りたたんだ状態で眼内に射出するので、レンズ移植のための切開創は約3ミリという非常に小さな切開で済むため、目にかかる負担を少なくするのはもちろん、回復も早くて日帰りで行うことができるのが特長です。
手術前には、まず「散瞳剤」という瞳孔を大きくする目薬を点眼します。
次に、瞳孔が開いたら点眼麻酔を行います。
これは、目薬で麻酔を行う方法で、アイシーエルだけでなく、ほとんどの眼科手術で行われる方法です。
点眼麻酔は、それだけ痛みを緩和させる優れた方法と言え、なかには手術時の痛みは感じなかったけど、麻酔の方がちょっとだけ沁みたと、手術後にご感想をいただくことも珍しくありません。
また、基本は点眼麻酔で手術を行いますが、症例に応じて、前房内麻酔やテノン嚢麻酔を併用する場合もあります。
「手術中に、器具が見えたら怖そう」という方も、多いかもしれません。
特に、先端恐怖症の方なら、なおさらではないかと思います。
実際のところ、手術中は、照明が強く目に当たっている状態なので、まぶしくて視界がぼんやりしています。
そのため、手術器具が近づいている様子などが、はっきりと見えることはありません。
したがって、先端恐怖症の方でも、安心してアイシーエル手術をご検討ください。
また、手術中に眼球を少し押されているような感覚になりますが、それほど気にならなかったという方がほとんどです。
手術後に、夜間に光がにじんで見えたりする「ハロー・グレア」と呼ばれる現象が起こることがあります。
こちらは、時間の経過とともに改善されていきますので、ご安心ください。
和田眼科夙川院では術後感染を防ぐために、クリーンな手術ルームを完備しています。
ただし、感染症のリスクはゼロではありませんし、アイシーエル手術の成功は、手術時だけでなく、手術後の過ごし方も大切です。
切開した傷口がふさがるまでは、保護メガネの装着や薬の内服など、医師の指示を守るようご協力お願いいたします。
安心・安全に手術を受けるためには、できるだけリラックスすることが大切です。
そうはいっても、ほとんどの方にとっては、初めての眼科手術ですから、いろんなことが不安に感じてしまうのも無理のないことでしょう。
和田眼科夙川院では、アイシーエルの手術前に、目の状態を確認する精密検査だけでなく、手術に関する事柄に関する説明などを含めた入念なカウンセリングを行っています。
カウンセリングルームもありますので、わからないことがありましたら、ご相談ください。
また、定期的に行っているアイシーエル手術無料説明会では、専門スタッフが丁寧に説明を行っておりますので、ご活用ください。
ご参考になれば幸いです。
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