眼科ブログ
<手術総件数 10件(硝子体注射を除く)>
・白内障手術 2件(眼内レンズの内訳)多焦点「インテンシティー」2件
・ICL 8件
全症例において手術は問題無く予定通り終了し、開院以来継続している「術後感染ゼロ」を更新することができました。
土曜日に手術を行った場合、翌日の日曜日の午前中に手術後の診察を行います。
今回のICL手術に関しては、すべての患者様が手術後の裸眼視力が1.5を記録し、「よく見える」とお喜びの声をいただきましたことは、眼科医療に携わる者として大変嬉しい限りです。
猛暑が続く中、当院の眼科医療を信頼し、足を運んでいただきました患者様に厚く御礼申し上げます。
明日22日(火)は、硝子体注射を除いて白内障手術9件、ICL4件の手術を予定しています。
当院の特徴は、白内障手術において多焦点眼内レンズの割合が高いことですが、特に最近はその割合が増えています。
明日は五焦点眼内レンズ「インテンシティー」が6件(乱視用含む)、選定療養対象の三焦点眼内レンズ「パンオプティクス」が1件、その他2件を予定しており、すべての白内障手術が多焦点眼内レンズを用いた手術です。
特に、五焦点眼内レンズ「インテンシティー」の需要が、当院では年々高まっています。
世界初の5焦点眼内レンズ「インテンシティー(Intensity)」
「インテンシティー」は遠方、遠中、中間、中近、近方という5つの距離に焦点を合わすことができる眼内レンズで、これまでもブログでその効用を何度か紹介してきました。
「インテンシティー」には乱視用タイプがあることも、眼内レンズを選択される際の決め手になっているのではないかと思います。
もちろん、多焦点眼内レンズが魔法のレンズというわけではありませんし、目の状態は人それぞれなので必ずしも適合するとは限りません。
しかし、白内障手術を考える際に、「老眼鏡に依存しない生活を送りたい」などの思いや、今後のライフスタイルを踏まえて、多焦点眼内レンズを選択肢の一つに入れている方が多くなっていることは事実だと思います。
また、先週はもちろん、今年に入ってからICLの手術が増えているのも特徴です。
ICLは小さなレンズを目の中に移植することで近視や乱視を矯正し、裸眼視力を回復させる視力矯正手術です。
半永久的にレンズが使用できることと、メガネやコンタクトレンズのように着けたり外したりといった必要がないことから「眼内永久コンタクトレンズ」とも呼ばれています。
芸能人の方を始め、ICL手術を受けられた方たちが高い評価を発信されていることなどに伴い、ICLの知名度・認知度が上昇していることから、レーシックとの比較や、メガネやコンタクトを長年使うこととのコスト比較で、ICLを検討されている方などが増えてきているように思います。
当院は年々ICL手術の実績を伸ばしており、特に今年は現時点で100件を超え、昨年の手術数を更新しています。
ICLに関しても、当院はさまざまな情報発信を行っておりますので、詳しくは以下をご参照ください。
ICL(アイシーエル)のよくある質問「将来の白内障手術」について
ICL(アイシーエル)手術後のカラコン(カラーコンタクトレンズ)について
情報化社会がますます進化する中、目を酷使する機会も増え、目を守ることはこれまで以上に健康寿命を延ばすうえで大切なことになっています。
人間の性格が千差万別であるように、目の状態も患者様お一人おひとり違います。
当院は患者様の大切な目を守るために、これまで培ってきた知識、経験、技術を活かし、白内障手術や老眼治療、ICL手術などを中心に、患者様の健やかな生活と豊かなアイライフに貢献してまいります。
白内障手術、多焦点眼内レンズ、ICLについては、無料説明会を定期的に開催しています。
わからないことがありましたら、ご相談ください。ご参考になれば幸いです。
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